サークルタイムの英語の歌:あいさつ・おはよう・学びの歌とお片付けソング(幼児・保育園向け)
文:David Choi · 更新日:2026年9月29日
サークルタイムの歌は、そわそわ動き回る子供たちを、ひとつのクラスへとまとめてくれます。あいさつの歌は「さあ、始めるよ」と伝え、学びの歌はみんなで一緒に取り組む時間をつくり、お片付けの歌は「おしまいだよ」と知らせてくれます。毎日同じ順番で歌うことで、サークルタイムは子供にとって安心できる、見通しの立つ時間になります。
ここでは、幼児・保育園向けのサークルタイムの歌を、サークルタイムの流れに合わせて場面ごとにご紹介します。それぞれの歌のページには歌詞を全文掲載しているので、動画がなくても一緒に歌えます。
サークルタイムとは?
サークルタイムとは、主に1日の始まりに行われる短い集まりのことで、子供たちが輪になって座り、あいさつをしたり、歌を歌ったり、その日の予定について話したり、ちょっとした学びの時間を持ったりします。ほとんどの保育園や多くの幼児クラスで毎日行われている習慣ですが、おうちで親子1組だけで行っても同じように効果があります。
サークルタイムのあいさつ・おはようの歌
サークルタイムは、あいさつの歌から始めましょう。みんなを輪の中に集め、ひとりひとりの子供に「見てもらえている」という瞬間を与えてくれます。保育園向けのあいさつの歌は、短くて、ひとつのフレーズをくり返し、手を振るような簡単な動作がついているものがおすすめです。
Hello Song
「Hello, just wave your hand like this. Say hello!」(こんにちは、こんなふうに手を振ってね。ハローって言おう!)歌全体が「手を振る」というひとつの簡単な動作でできているので、いちばん小さな子供でも最初から一緒に参加できます。歌の中では、ママ、パパ、先生、おともだち、そしてゆうびんやさんまで、あいさつする相手の名前が登場します。

Good Morning Song
「Good morning, good morning, good morning to you.」(おはよう、おはよう、おはようございます)子供向けの明るいおはようの歌で、「How are you? I'm great, how about you?」(元気?元気だよ、あなたは?)という短い会話も入っています。最後はみんなで両手を空に向かって伸ばし、「バンザイ!」と声をあげます。
サークルタイムで使う学びの歌(数字・色・形)
みんなが落ち着いたら、学びの歌をひとつ選びましょう。1曲で十分です。子供の集中できる時間は短いので、毎日新しい歌を歌うよりも、よく知っている歌を歌うほうが多くを学べます。1週間に1曲を目安に、月曜日に歌を入れ替えるのがおすすめです。

The Color Song
red(赤)、green(緑)、blue(青)、purple(紫)、white(白)、yellow(黄色)、black(黒)、orange(オレンジ)、brown(茶色)を、2回くり返して歌います。歌い終わったら、ひとりひとりの子供に、部屋の中からその色のものを見つけてもらいましょう。

1-10 Song: Learn to Count
1から10まで、3回くり返して数えます。回を重ねるごとに少しずつ速くなっていきます。いちばん速いラウンドについていく挑戦を、子供たちは大好きです。

Song About Shapes
円、長方形、三角形、正方形を、ボタンやドア、ヨット、サンドイッチなど、身の回りにある例と一緒に紹介します。歌ったあとに「形さがし」をするのにもぴったりです。
落ち着きがない時に使う体を動かす歌
小さな子供は、長い時間じっと座っていられるようにはできていません。輪の中が落ち着かなくなってきたら、みんなを立たせて短い体を動かす歌を歌い、そのあとまた座りましょう。静かにと声をかけるよりも早く、しかもちゃんと効果があります。

Move it Like This
左手を空に、右手を空に伸ばし、手をたたいて、回って、その場で足踏みをします。最後は「Oh, I am getting dizzy!」(わあ、目が回ってきた!)で締めくくり、教室中が笑い声でいっぱいになります。
マナーとやさしさを育む歌
サークルタイムは、子供たちが集団の一員として過ごすことを練習する時間でもあります。だからこそ、やさしい言葉についての歌を取り入れるのにぴったりの場面です。

Please and Thank You Song
「please(お願いします)」と「thank you(ありがとう)」をいつ使うか、おともだちの新しいおもちゃを順番に貸してもらうという、シンプルなお話を通して伝えます。

Yes Song
問いと答えの歌です。「Can you touch your toes? Yes I can!」(つま先にさわれる?うん、できるよ!)子供たちが一行ずつ答えていくので、大人数のグループでの「かけあい歌」としてもぴったりです。
お片付け・切り替えの歌
切り替えの歌は、誰も声を荒げることなく、次に何をするのかを子供たちに伝えてくれます。歌そのものが合図になるのです。サークルタイムを毎日同じ歌で終わらせるようにすると、最初の一行が始まっただけで、子供たちは自分から動き始めるようになります。

Put Your Things Where They Belong
私たちのお片付けの歌です。「Put your things where they belong, back where they came from.」(ものはあった場所に、元あった場所に戻そうね)おもちゃはおもちゃ箱へ、服はクローゼットへ、ごみはごみ箱へ。2分あまりの曲で、遊んだあとのスペースを片付けるのにちょうどよい長さです。
15分でできるサークルタイムの進め方
保育園向けの、かんたんなサークルタイムの進め方をご紹介します。幼児クラスの場合は、同じ順番で最初の3つのステップだけを行いましょう。
- あいさつの歌でみんなを集めます(2分)。
- おはようのおしゃべり:今日の日付、天気、今日来ている子供について話します(3分)。
- 今週の学びの歌を1曲、色や数字などのテーマで歌います(3分)。
- 歌を使った短い活動:色を見つける、おともだちを数える、形をさがすなど(3分)。
- 体を動かす歌で立ち上がり、そわそわを発散します(2分)。
- お片付け・切り替えの歌で締めくくり、次の活動へ移ります(2分)。
最初と最後の歌は、毎日同じものにしましょう。変えるのは真ん中の学びの歌だけで十分です。始まりと終わりが決まっていることが、サークルタイムを安心できる時間にしてくれます。
1歳・2歳向けサークルタイムの歌
幼児向けのサークルタイムは、少し違った形になります。1歳や2歳の子供が途中で輪から離れてしまうのは、ごく普通のことです。次のような工夫が役立ちます。
- 短めにする:2歳児には5〜10分もあれば十分です。
- 動作つきの歌を選ぶ。「Hello Song」で手を振るような動作がおすすめです。幼児は、言葉を歌えるようになるよりずっと前から、手の動きで参加してくれます。
- 毎日同じ歌を歌う。幼児はくり返しの中で学ぶので、聞き慣れた歌は安心できる歌になります。
- 動き回らせてあげる。輪の周りを歩き回っている幼児も、多くの場合はちゃんと耳を傾けています。
おうちで楽しむサークルタイム
教室がなくても大丈夫です。ラグの上で行う5分間の朝のサークルタイムでも、あいさつの歌、学びの歌、お片付けの歌の3曲があれば、幼児にとって同じような「決まった流れ」の感覚を持てますし、英語の言葉にやさしくふれる練習にもなります。もっとアイデアをお探しの方は、子供向け英語の歌や、幼児向けの学びの歌のガイドもご覧ください。
よくあるご質問
サークルタイムにはどんな歌がおすすめですか?
サークルタイムに合う歌は、短くて、ひとつの簡単なフレーズをくり返し、簡単な動作がついているものです。始まりにはあいさつやおはようの歌、真ん中には学びの歌(色、数字、形など)を1曲、子供たちがそわそわしてきたら体を動かす歌、そして締めくくりにお片付けの歌を使いましょう。
幼児のサークルタイムはどのくらいの長さがよいですか?
1歳・2歳の子供には、5〜10分ほどで十分なことがほとんどです。3〜5歳向けには、15分程度を目安にしている保育園の先生も多くいます。子供が飽きてしまう前、まだ楽しんでいるうちに終わらせるのがポイントです。
保育園向けのおはようの歌にはどんなものがありますか?
保育園向けのおはようの歌は、覚えやすく明るいものがよいでしょう。私たちの「Good Morning Song」は、「Good morning, good morning, good morning to you」(おはよう、おはよう、おはようございます)というフレーズをくり返し、「How are you?」(元気?)というシンプルな会話も入っていて、最後はみんなで歓声をあげて終わります。
切り替えの歌とは何ですか?
切り替えの歌とは、サークルタイムから遊びへ、遊びからお片付けへなど、ひとつの活動から次の活動へ移るタイミングを子供たちに伝える、短い歌のことです。いつも同じ歌を使うことで、言葉で指示をしなくても、子供たちが自然と反応できるようになります。
おうちでもサークルタイムはできますか?
はい、できます。あいさつの歌、学びの歌、お片付けの歌を使ったおうちでの短い朝のサークルタイムは、お子さまに見通しの立つ1日の始まりを与えてくれるだけでなく、新しい言葉を聞いたりくり返したりする機会にもなります。
出典
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